2020年08月31日
きょうの奄ビエさん 144
インフルエンザにかかると職場の同僚に感染させないためにしばらく仕事を休むことになります。
復帰の際には、完治したことの証明として一般に診断書の提出が求められます。
新型コロナウイルスに関してもこれに似た状況があるようです。
海外への渡航、職場への復帰、その他にも自分が感染していないことを客観的に相手側に伝える手段として、PCR検査の結果が陰性であることの証明書の需要が高まっているのです。
ネットで検索すると唾液によるPCR検査での陰性証明書を発行している病院名がたくさん出てきます。
証明書の値段は保険適用のない自主的な検査料を含むので3万〜4万円ほどと高めです。
それでも国によっては新型コロナウイルスの陰性証明書がなければ入国を認めないところもあるので、いくら高くても一定の需要はあるようです。
ただし、PCR検査の結果が100%正しいわけではありませんので、本当は感染している人にも安全の免罪符を与えてしまう危うさを孕んでいます。
そういうケースによって感染者が出るような事態になれば証明書の信頼度は一気に下がるでしょう。
となると、やはり紙頼みよりも神頼みか…
尊々加那志

復帰の際には、完治したことの証明として一般に診断書の提出が求められます。
新型コロナウイルスに関してもこれに似た状況があるようです。
海外への渡航、職場への復帰、その他にも自分が感染していないことを客観的に相手側に伝える手段として、PCR検査の結果が陰性であることの証明書の需要が高まっているのです。
ネットで検索すると唾液によるPCR検査での陰性証明書を発行している病院名がたくさん出てきます。
証明書の値段は保険適用のない自主的な検査料を含むので3万〜4万円ほどと高めです。
それでも国によっては新型コロナウイルスの陰性証明書がなければ入国を認めないところもあるので、いくら高くても一定の需要はあるようです。
ただし、PCR検査の結果が100%正しいわけではありませんので、本当は感染している人にも安全の免罪符を与えてしまう危うさを孕んでいます。
そういうケースによって感染者が出るような事態になれば証明書の信頼度は一気に下がるでしょう。
となると、やはり紙頼みよりも神頼みか…
尊々加那志

2020年08月30日
きょうの奄ビエさん 143
明日(8月31日)から旧盆入りとなります。
毎年この機会に里帰りを計画している人は多いと思いますが、今年はコロナの影響で帰省にブレーキがかかっているようです。
もしかして自分が既に感染していて、実家の父母や祖父母を感染させてしまうのではないかといった不安があって帰ることにためらいがあるからです。
この「無症状の感染者」が存在するというのが新型コロナウイルスの厄介なところです。
誰の目にも明らかな症状があれば対処の仕様もありますが、無症状が混ざっていて見た目では判別がつかないとなると、とりあえず全員に警戒する必要がありそうです。
周囲に対してやたらに自粛を強要する人々を「自粛警察」と呼んでいましたが、同様に帰省を阻んだり帰省している人に早く戻るよう迫る人々は「帰省警察」と呼ばれるようです。
里帰りしようとする人たちの背後に見えないウイルスの存在を感じて怖いのでしょう。
お盆に子や孫に会えることを楽しみにしているご先祖さまたちはガッカリしているかもしれません。
親もさぞかしガッカリかと思いきや、意外とほっとしているのかもしれません。
ほとんどが顔見知りの小さな町村でもしも感染者が出たらニュースになるからです。
氏名を秘していても、地域、性別、年齢、職業で誰が感染したかが大体分かってしまいそうです。
おまけに濃厚接触者はPCR検査の対象になるため家族や友人を巻き込んでの大騒動になりかねません。
最悪クラスターの発生ということになれば、利用したお店にも迷惑かけることになります。
本人とその家族は周囲から冷たい視線を浴びせられたり、もしかしたら誹謗中傷を受けるかもしれません。
そんなこんなを心配して、親が子どもに「帰らないで」と帰省を拒んでいるケースが多々あるようです
会いたい気持ちをぐっと堪えて涙を飲んだ人たちが来年は絶対笑顔で会えるようになるためにも、確実な特効薬とワクチンの開発が待たれます。
来年の今頃はもう「自粛警察」とか「帰省警察」の言葉が消えていますように。
尊々加那志

毎年この機会に里帰りを計画している人は多いと思いますが、今年はコロナの影響で帰省にブレーキがかかっているようです。
もしかして自分が既に感染していて、実家の父母や祖父母を感染させてしまうのではないかといった不安があって帰ることにためらいがあるからです。
この「無症状の感染者」が存在するというのが新型コロナウイルスの厄介なところです。
誰の目にも明らかな症状があれば対処の仕様もありますが、無症状が混ざっていて見た目では判別がつかないとなると、とりあえず全員に警戒する必要がありそうです。
周囲に対してやたらに自粛を強要する人々を「自粛警察」と呼んでいましたが、同様に帰省を阻んだり帰省している人に早く戻るよう迫る人々は「帰省警察」と呼ばれるようです。
里帰りしようとする人たちの背後に見えないウイルスの存在を感じて怖いのでしょう。
お盆に子や孫に会えることを楽しみにしているご先祖さまたちはガッカリしているかもしれません。
親もさぞかしガッカリかと思いきや、意外とほっとしているのかもしれません。
ほとんどが顔見知りの小さな町村でもしも感染者が出たらニュースになるからです。
氏名を秘していても、地域、性別、年齢、職業で誰が感染したかが大体分かってしまいそうです。
おまけに濃厚接触者はPCR検査の対象になるため家族や友人を巻き込んでの大騒動になりかねません。
最悪クラスターの発生ということになれば、利用したお店にも迷惑かけることになります。
本人とその家族は周囲から冷たい視線を浴びせられたり、もしかしたら誹謗中傷を受けるかもしれません。
そんなこんなを心配して、親が子どもに「帰らないで」と帰省を拒んでいるケースが多々あるようです
会いたい気持ちをぐっと堪えて涙を飲んだ人たちが来年は絶対笑顔で会えるようになるためにも、確実な特効薬とワクチンの開発が待たれます。
来年の今頃はもう「自粛警察」とか「帰省警察」の言葉が消えていますように。
尊々加那志

2020年08月29日
きょうの奄ビエさん 142
昨日安倍総理が辞任することが発表されました。
どうやら寝耳に水といったような唐突なものではなく、周囲では既に想定されていたことのようです。
前回13年前に突然総理を辞任したときと同じように健康上の理由によるものですが、総理を取り巻く状況も前回同様に行き詰まってきてました。
これまでは野党から厳しく責め立てられて追い詰められた状況になるたびに解散総選挙に打って出て息を吹き返してきました。
モリカケ問題のときは、野党から要求されていた臨時国会をやっとこさ開催したと思ったら初日の冒頭演説で衆議院の解散を宣言したくらい露骨にやりましたが、烏合の衆にも等しい野党は全く歯がたたず自民党が圧勝しています。
選挙で勝てば”みそぎを済ませた”として事実上リセットできます。
今回も来年の任期終了までに解散総選挙があるのではという憶測が飛び交っていました。
でも、今はコロナの渦中で選挙どころではありません。
ならば…
と、総理の辞任を計算された奇襲策のように意地悪く考えるとこんな感じでしょうか?
何せ彼らは政治家ですから。
もちろん、本当に健康上の理由で急遽止むなく辞任を決意したのかもしれません。
総理の辞任表明を「急なこと」だとして、次の総裁選は党員による投票を省いた国会議員の票だけで決める可能性が出ていますが、そうなれば安倍総理が嫌っている石破さんが後釜に座ることはなさそうです。
いずれにせよ、様々な問題がそのまま山積みされた状態なので次に総理の席に就く人は大変です。
特に経済再生とコロナ収束への対応ではかなり難しい舵取りを迫られることになりそうです。
一般には政府が喧伝するほど景気が良くなった実感がない中でコロナが追い討ちをかけた格好です。
焼け野原のようになった日本経済に手を突っ込んで火中の栗を拾うことになるのは誰になるのでしょうか?

どうやら寝耳に水といったような唐突なものではなく、周囲では既に想定されていたことのようです。
前回13年前に突然総理を辞任したときと同じように健康上の理由によるものですが、総理を取り巻く状況も前回同様に行き詰まってきてました。
これまでは野党から厳しく責め立てられて追い詰められた状況になるたびに解散総選挙に打って出て息を吹き返してきました。
モリカケ問題のときは、野党から要求されていた臨時国会をやっとこさ開催したと思ったら初日の冒頭演説で衆議院の解散を宣言したくらい露骨にやりましたが、烏合の衆にも等しい野党は全く歯がたたず自民党が圧勝しています。
選挙で勝てば”みそぎを済ませた”として事実上リセットできます。
今回も来年の任期終了までに解散総選挙があるのではという憶測が飛び交っていました。
でも、今はコロナの渦中で選挙どころではありません。
ならば…
と、総理の辞任を計算された奇襲策のように意地悪く考えるとこんな感じでしょうか?
何せ彼らは政治家ですから。
もちろん、本当に健康上の理由で急遽止むなく辞任を決意したのかもしれません。
総理の辞任表明を「急なこと」だとして、次の総裁選は党員による投票を省いた国会議員の票だけで決める可能性が出ていますが、そうなれば安倍総理が嫌っている石破さんが後釜に座ることはなさそうです。
いずれにせよ、様々な問題がそのまま山積みされた状態なので次に総理の席に就く人は大変です。
特に経済再生とコロナ収束への対応ではかなり難しい舵取りを迫られることになりそうです。
一般には政府が喧伝するほど景気が良くなった実感がない中でコロナが追い討ちをかけた格好です。
焼け野原のようになった日本経済に手を突っ込んで火中の栗を拾うことになるのは誰になるのでしょうか?

2020年08月28日
きょうの奄ビエさん 141
コロナに感染した生徒や家族への偏見や差別をなくしたいとして、文科省から大臣名で緊急メッセージが出されました。
児童生徒自身へ宛てたもの、保護者と地域住民に宛てたもの、教育現場へ宛てたものとそれぞれに向けて3つの文書が用意されました。
感染拡大が収まらずに人々の間で不安や不満が鬱積していて、感染した生徒や学校への誹謗中傷や時には暴力的な行為にまで及んでいることが問題視されているのです。
誰もが感染する可能性があるにも関わらず、感染した人の自己管理が十分でなかったかのように厳しく責任を問われることになれば、感染しても周囲に知らせようとせずに却って感染を広げてしまうことに繋がりかねません。
島内で手作りマスクを施設等へ寄付するとかあったように、コロナに関しても「お互いさま」の精神で助け合える空気が作られていけばいいのですが…

児童生徒自身へ宛てたもの、保護者と地域住民に宛てたもの、教育現場へ宛てたものとそれぞれに向けて3つの文書が用意されました。
感染拡大が収まらずに人々の間で不安や不満が鬱積していて、感染した生徒や学校への誹謗中傷や時には暴力的な行為にまで及んでいることが問題視されているのです。
誰もが感染する可能性があるにも関わらず、感染した人の自己管理が十分でなかったかのように厳しく責任を問われることになれば、感染しても周囲に知らせようとせずに却って感染を広げてしまうことに繋がりかねません。
島内で手作りマスクを施設等へ寄付するとかあったように、コロナに関しても「お互いさま」の精神で助け合える空気が作られていけばいいのですが…

2020年08月27日
きょうの奄ビエさん 140
最近の葬式はコロナの影響で広く呼びかけることなく身内だけで済ませることが多くなりました。
事前に告知すると人が訪れるので、家族葬を終えて後日会葬お礼という形で新聞で知らせているようです。
なので、故人に線香を手向けられる機会はお通夜だけということになります。
お通夜の席には普通お酒と惣菜などが用意されています。
最初のうちこそマスクごしに会話して気を使っていますが、飲食をするために少しマスクをずらし、そのうちお酒も回り、人が増えてくると席の間隔がつまり、やがてほぼ全員が顎マスクもしくはノーマスクになって顔を寄せ合い会話することになります。
今月2回お通夜の席に座り、いずれもそうした状態になりました。
おそらく、どんな集まりであれ、少しでも飲食を伴うものであれば似たような状況になるのでしょう。
(自分自身も含めて)その場に感染者がいないことを祈るしかありません。
口をふさぐマスクと口を開ける飲食がうまい具合に融合できる方法が見つからない限りこうした感染リスクは付いて回ります。
以前紹介した紙ナプキンのシールド以外に、食事中に会話するときだけ口元を覆う「手で持つマスク」も提案されているようですが、いずれにせよ、一般に普及するまでは単独で実行してもあまり意味がないですし、周囲から浮いてしまいそうです。
大多数の人が、一人で黙って食べるより大勢で会話をしながら食卓を囲んだ方が楽しいと感じていると思うので、早く誰か食事中のシールド問題をクリアする方法を見つけてくれないかなと思います。
もちろん、ウイルスを退治する薬ができるのが一番良いんですけど…

事前に告知すると人が訪れるので、家族葬を終えて後日会葬お礼という形で新聞で知らせているようです。
なので、故人に線香を手向けられる機会はお通夜だけということになります。
お通夜の席には普通お酒と惣菜などが用意されています。
最初のうちこそマスクごしに会話して気を使っていますが、飲食をするために少しマスクをずらし、そのうちお酒も回り、人が増えてくると席の間隔がつまり、やがてほぼ全員が顎マスクもしくはノーマスクになって顔を寄せ合い会話することになります。
今月2回お通夜の席に座り、いずれもそうした状態になりました。
おそらく、どんな集まりであれ、少しでも飲食を伴うものであれば似たような状況になるのでしょう。
(自分自身も含めて)その場に感染者がいないことを祈るしかありません。
口をふさぐマスクと口を開ける飲食がうまい具合に融合できる方法が見つからない限りこうした感染リスクは付いて回ります。
以前紹介した紙ナプキンのシールド以外に、食事中に会話するときだけ口元を覆う「手で持つマスク」も提案されているようですが、いずれにせよ、一般に普及するまでは単独で実行してもあまり意味がないですし、周囲から浮いてしまいそうです。
大多数の人が、一人で黙って食べるより大勢で会話をしながら食卓を囲んだ方が楽しいと感じていると思うので、早く誰か食事中のシールド問題をクリアする方法を見つけてくれないかなと思います。
もちろん、ウイルスを退治する薬ができるのが一番良いんですけど…

2020年08月26日
きょうの奄ビエさん 139
香港で新型コロナウイルスに感染した30代の男性が回復後に再び感染したというニュースがありました。
再感染が確認されたのは世界初だそうです。
そうなんだ?
いったん回復して陰性となった人が再び陽性になったという情報が既にいくつかあったような気がしているのですが…
それとは事情が異なるのでしょうか?
再感染した男性の1回目と2回目の新型ウイルスは明らかに異なるものだそうです。
ワクチンが開発されたとしても、インフルエンザの予防と同じように毎年ワクチンを接種する必要があるかもしれません。
問題は、抗体がどれくらいの期間ウイルスを阻んでくれるかの判明していないこと。
もしかすると、今後何度も感染したという人が現れるかもしれません。
先ずは感染しても重篤化しないための治療薬を早急に開発して欲しいです。
「死」と「後遺症」の不安を取り除いてくれれば、最低限の落ち着きは保てる気がします。

再感染が確認されたのは世界初だそうです。
そうなんだ?
いったん回復して陰性となった人が再び陽性になったという情報が既にいくつかあったような気がしているのですが…
それとは事情が異なるのでしょうか?
再感染した男性の1回目と2回目の新型ウイルスは明らかに異なるものだそうです。
ワクチンが開発されたとしても、インフルエンザの予防と同じように毎年ワクチンを接種する必要があるかもしれません。
問題は、抗体がどれくらいの期間ウイルスを阻んでくれるかの判明していないこと。
もしかすると、今後何度も感染したという人が現れるかもしれません。
先ずは感染しても重篤化しないための治療薬を早急に開発して欲しいです。
「死」と「後遺症」の不安を取り除いてくれれば、最低限の落ち着きは保てる気がします。

2020年08月25日
きょうの奄ビエさん 138
新型コロナウイルス感染症の治療として「回復者血しょう治療法」がアメリカで承認されました。
血漿の中には様々な病原体を不活化する「抗体」が含まれています。
この治療法は、コロナに感染して回復した人の血しょうを新たな感染患者に投与するものです。
過去には、スペイン風邪、エボラ出血熱、SARS、MERSでも行われた、感染症治療の定番のようです。
新型コロナウイルスに関してもこの手法での臨床研究がアメリカや中国で行われていますが、その有効性についての評価はまだ定まっていないようです。
検証が十分でないにもかかわらず緊急承認された背景には、コロナの感染が止まらないアメリカの差し迫った事情があるのでしょう。
まだ特効薬がない中で、少しでも効果が認められるのであれば、臨床研究のデータが整うのを待たずに直ぐにでも使いたいと考えたのかもしれません。
俳優のトム・ハンクスさんも新型コロナウイルスに感染して回復したドナーとして血しょうを提供しています。
日本でもこの「回復者血しょう治療法」臨床研究の準備が進められているようです。
ただし、輸血と同様にアレルギー反応などの副作用のリスクを伴うので、安全性が確認できて実際に使用されるまでにはまだしばらく時間がかかりそうです。
いずれにしても、先ずは感染しない前提で気をつけながら過ごしていきましょう。
尊々加那志

血漿の中には様々な病原体を不活化する「抗体」が含まれています。
この治療法は、コロナに感染して回復した人の血しょうを新たな感染患者に投与するものです。
過去には、スペイン風邪、エボラ出血熱、SARS、MERSでも行われた、感染症治療の定番のようです。
新型コロナウイルスに関してもこの手法での臨床研究がアメリカや中国で行われていますが、その有効性についての評価はまだ定まっていないようです。
検証が十分でないにもかかわらず緊急承認された背景には、コロナの感染が止まらないアメリカの差し迫った事情があるのでしょう。
まだ特効薬がない中で、少しでも効果が認められるのであれば、臨床研究のデータが整うのを待たずに直ぐにでも使いたいと考えたのかもしれません。
俳優のトム・ハンクスさんも新型コロナウイルスに感染して回復したドナーとして血しょうを提供しています。
日本でもこの「回復者血しょう治療法」臨床研究の準備が進められているようです。
ただし、輸血と同様にアレルギー反応などの副作用のリスクを伴うので、安全性が確認できて実際に使用されるまでにはまだしばらく時間がかかりそうです。
いずれにしても、先ずは感染しない前提で気をつけながら過ごしていきましょう。
尊々加那志

2020年08月24日
きょうの奄ビエさん 137
クラスターが発生したため観光客向けに来島自粛を要請していた与論島が、2週間以上感染者が出ていないことを受けて、今月23日には自粛要請の解除に踏み切りました。
同様に院内感染により外来受診を制限していた徳洲会病院も24日から徐々に診療や手術等を再開していくようです。
とはいえ、いつ再びウイルスが島内に入ってくるかという不安は拭えません。
例えが適当かどうかわかりませんが、自治体による制限と解除の動きは、水道バルブの調整弁を開いたり閉じたりする動作に似ているように思います。
水に菌が混ざっていないかどうか不安を抱えながらも、生活に欠かせない水の弁を開けぬわけにはいきません。
かつて与論島は沖縄が返還されるまでは日本最南端の島として人気が高く、大勢の観光客で溢れかえっていました。
それからもずっと観光地として栄えてきた島です。
観光客にどうか来ないでくださいと呼びかける日が来ることなど誰が想像できたでしょうか?
過去に数回ヨロンマラソンに参加したことがあります。
地元の小中学生たちもスタッフの一員としてサポートしており、沿道では島民たちが精一杯の声援を送ってくれるランナー&観光客にとても温かな島です。
今年は、コロナの影響で中止になりましたが、来年以降再びマラソン大会が再開されて島民とランナーたちが笑顔で過ごせる日が来ることを願っています。
とりあえずは、今回のバルブ開放で感染が出ませんように。

同様に院内感染により外来受診を制限していた徳洲会病院も24日から徐々に診療や手術等を再開していくようです。
とはいえ、いつ再びウイルスが島内に入ってくるかという不安は拭えません。
例えが適当かどうかわかりませんが、自治体による制限と解除の動きは、水道バルブの調整弁を開いたり閉じたりする動作に似ているように思います。
水に菌が混ざっていないかどうか不安を抱えながらも、生活に欠かせない水の弁を開けぬわけにはいきません。
かつて与論島は沖縄が返還されるまでは日本最南端の島として人気が高く、大勢の観光客で溢れかえっていました。
それからもずっと観光地として栄えてきた島です。
観光客にどうか来ないでくださいと呼びかける日が来ることなど誰が想像できたでしょうか?
過去に数回ヨロンマラソンに参加したことがあります。
地元の小中学生たちもスタッフの一員としてサポートしており、沿道では島民たちが精一杯の声援を送ってくれるランナー&観光客にとても温かな島です。
今年は、コロナの影響で中止になりましたが、来年以降再びマラソン大会が再開されて島民とランナーたちが笑顔で過ごせる日が来ることを願っています。
とりあえずは、今回のバルブ開放で感染が出ませんように。

2020年08月23日
きょうの奄ビエさん 136
もうすぐ旧暦の七夕ですが、台風8号が接近しています。
昨日の発生した時点の観測では奄美大島の西側を通過するのが七夕当日の25日辺りで、終日強い風が吹くことが予想されていました。
そうなれば、短冊の願いごとは無残に引きちぎられて宙を舞うかもしれません。
しかし、今朝あらためて台風予想進路を確認したところ少し西側に寄っていて直接の影響は小さそうです。
とはいえ、荒天により港や空港が閉ざされる可能性は十分にあります。
そんな時にもし新型コロナウイルスの感染者が出たら大変です。
食糧を中心に物資が不足すること、高度な治療を要する急患の搬送が困難なこと等、台風は離島の弱点を顕にします。
いつものように身を寄せ合って無事にやり過ごしましょう。
まだまだ来ます、尊々加那志。

昨日の発生した時点の観測では奄美大島の西側を通過するのが七夕当日の25日辺りで、終日強い風が吹くことが予想されていました。
そうなれば、短冊の願いごとは無残に引きちぎられて宙を舞うかもしれません。
しかし、今朝あらためて台風予想進路を確認したところ少し西側に寄っていて直接の影響は小さそうです。
とはいえ、荒天により港や空港が閉ざされる可能性は十分にあります。
そんな時にもし新型コロナウイルスの感染者が出たら大変です。
食糧を中心に物資が不足すること、高度な治療を要する急患の搬送が困難なこと等、台風は離島の弱点を顕にします。
いつものように身を寄せ合って無事にやり過ごしましょう。
まだまだ来ます、尊々加那志。

2020年08月22日
きょうの奄ビエさん 135
接触確認アプリ「COCOA」は、感染者からの報告があった場合にその感染者と濃厚接触した可能性ある人たちへ通知するシステムです。
しかし、通知を受けても保健所でPCR検査を受けられず感染の有無を確認できないケースが出ているようです。
そこで、厚労省は全国の保健所に対して「アプリにより濃厚接触者の通知を受けた人は、症状の有無にかかわらず全員検査の対象にするよう」通達を出しました。
これって、待機児童の解消のため無理に規制緩和してあらゆる既存施設に園児の受け入れ増を求めたやり方と一緒では?
ただでさえ保健所は人手が足りなくて悲鳴をあげている状況のはずです。
上から無理やり押し込めるのではなくてそれを可能にする仕組みを作って欲しいです。
いずれ未知のウイルスが出現すると言われながら、効率化を謳って保健所を縮小し続けてきた責任は政府にあるはずです。
政府と専門家、病院と保健所、国と地方、新型コロナに関しては責任の押し付け合いが目立つ気がします。

しかし、通知を受けても保健所でPCR検査を受けられず感染の有無を確認できないケースが出ているようです。
そこで、厚労省は全国の保健所に対して「アプリにより濃厚接触者の通知を受けた人は、症状の有無にかかわらず全員検査の対象にするよう」通達を出しました。
これって、待機児童の解消のため無理に規制緩和してあらゆる既存施設に園児の受け入れ増を求めたやり方と一緒では?
ただでさえ保健所は人手が足りなくて悲鳴をあげている状況のはずです。
上から無理やり押し込めるのではなくてそれを可能にする仕組みを作って欲しいです。
いずれ未知のウイルスが出現すると言われながら、効率化を謳って保健所を縮小し続けてきた責任は政府にあるはずです。
政府と専門家、病院と保健所、国と地方、新型コロナに関しては責任の押し付け合いが目立つ気がします。
