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昔のハブ狩りの話の続き

ハブを捕らえる方法は、先ず長い棒でハブを抑えて動けなくして

他の者が竿の先にとりつけた紐の輪でハブを首を縛るようだ。

そして「とったとった」と歓声をあげて本部(集会場)に引き揚げる。

こうした捕獲道具はもちろん手作りだったが

今なら島の量販店でハブ取りの道具一式(引っ掛け、ハブ箱)を揃えられる。

行政によるハブ一匹の買上げ額が5000円のときには、2匹捕まえればすぐに元がとれてお釣りが出るくらいだったが

買上げ額が3000円になった今では道具が髙くつくように感じられる。

昔、といってもそんなに遠い過去の話ではなく30~40年ほど前には

素手でハブを捕まえるような豪胆なおじさんたちがちらほらいた。

小学校の裏山で草刈りをしていた父兄がハブを発見して騒ぎになり

一人のおじさんが逃げようとするハブの首根っこを素手で捕まえて掲げてみせた。

また、嘉徳集落入り口付近でオートバイ(ホンダのカブ)に乗ったおじさんとすれ違ったときには

ハンドルと一緒に左右の手でハブを握っていたのでおどろいた。

古仁屋の方向に向かっていたので、当時からハブの買い取りがあったのか? 須手の熱研で買い取ったのか?

それにしてもすごい人がいたものである。

村の男性総出でハブ狩りをしていた頃も、そんなに肝っ玉の太い人ばかりではなかったはずである。

「アシャヤ ハブガりドー!」のコボレ(戸触れ)の声にその晩は眠れない人もいたのでは?

僕は時代が少しずれて生まれて良かったと思っている。


奄美生活誌(ハブ狩り2)

(恵原義盛著「奄美生活誌」より)














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